我が子の記録と日々の想い🫧

新生児期にウイルス性髄膜炎を患い、頑張っている息子の様子と日々の気持ちを綴ります。

現実逃避

家に帰り着いたのがam7:00頃だったし

いつ急変するかもわからない状況。

旦那は仕事に行く気にもなれず

事情を話して休ませてもらった。

 

私も何もやる気が起きず一日中

ぼーっと携帯を見たりしていたが

検索魔になったり、みたくないものも

たくさん見えてしまうため、

眠って何もみないようにしていた。

 

今までは息子のために栄養のある母乳を

届けよう!とその気持ちだけで

しっかりご飯を食べて、搾乳も頑張っていた。

でも水分量を増やさないために

絶食となってしまった息子。

私が息子のためにしてあげられる

唯一のことさえも奪われてしまった。

 

お産をした産婦人科の看護師さんに

「お母さんが搾乳きつかったら

おっぱいを止める薬を出してもいいからね」

と言われたが、いつか息子が元気になったら

母乳をあげたい。直接授乳がしたい。

そんな願いと期待を込めて

止める気はなかった。

 

これまで搾乳を3時間おきに頑張っていた

おかげで分泌量はどんどん増えていき、

この時は一回の搾乳で100mlを超えていた。

胸も時間になるとしっかり張っていた。

 

どんどん冷凍庫のスペースが足りなくなって

きているところで絶食になってしまった。

いつまで絶食かわからない状況だし

仕方なく間隔をあけたり、冷やして

分泌量を減らす工夫をした。

そして3回に1回のペースで冷凍して

残りは廃乳していた。

 

だんだんと息子のためにしていた搾乳が

自分の胸の痛みを抑えるだけの搾乳になって、

しっかり3食食べることも搾乳することも

どうでもいいような気持ちになっていた。

 

分泌を減らすために色々していたおかげで

翌日には一回の量が80mlぐらいまで減った。

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