それから数日間、毎日電話で朝昼様子を聞き
オンライン面会でも息子を見ながら
心配していた。
蘇生した時に比べると、血圧や脈も
だいぶ落ち着いてきて、心臓の機能自体は
少しずつ良くなってきているとのこと。
でもやっぱり鎮静剤が切れてくると
脈拍が速くなっていて心臓に負担が
かかるため、大量の鎮静剤が入り続けた。
毎晩のオンライン面会でも
眠ったままほとんど反応はない。
時々首を動かすようなしぐさが見られる
こともあったけど、目を開けることはない。
少し手足の冷たさがあって、
暖かいタオルで保温したり、保育器内に
ヒーターをつけて暖かくしてもらっていた。
前回の面会から2日後にまた面会へ。
だいぶ状態も落ち着いてきたから
少しずつ輸液の成分を変えていって、
母乳栄養を再開しますとのことだった。
呼吸器離脱にむけての段階の説明や
入退院に携わる看護師さんからの話もあり
少しずつ元気になっているんだなと
感じることができた。
循環器の先生から説明がありますと言われ、
別室に行くと初めて会う男性の先生がいた。
ざっくりと書くと、
●急変した時の状態の説明を振り返る
●心臓は落ち着いてきている
●いま使っている薬とこれから減らして
いける薬の話
●今後、脳と心臓のmriをとる。
こんな感じだった。
元々急変前日に、mriの予約を取ろうと
していたが、落ち着いてきたため行います
とのこと。そして蘇生にはあまり時間が
かかってないから多分大丈夫だけど
念のために脳にダメージが起きてないか
評価します、とのことだった。
正直前の勤め先で“低酸素脳症”と言われる
子供達をたくさん見ていたため、
とても怖かった。
でも先生も念のためだからと言っているし、
足をこちょこちょすると反射もあるし
大丈夫かな。と思いつつ、
帰宅してから不安でたくさん
低酸素脳症について調べてしまった。
旦那にも先生から言われた内容を話すと
ちょっと不安そうにしていたが
「まあ、大丈夫よ!きっと!」と言われた。